このコラボレーションにより、JCBの東南アジアでのプレゼンスは拡大し、ソフトスペースは日本の消費者と東南アジアをつなぐ架け橋となる。
世界有数のフィンテック企業であるSoft Space (ソフトスペース)は、日本唯一の国際決済ブランドであるJCBとの新たな戦略的パートナーシップを発表しました。
この戦略的パートナーシップは、JCBにとってマレーシアで初めての試みであり、ソフトスペース社への出資と、ソフトスペース社のサービス型フィンテックのビジネスモデル、技術や規制に関するノウハウ、JCB社の世界的知名度、幅広い提携関係、ブランド力を活用した一連の業務提携の組み合わせで構成されています。
今回の出資は、ソフトスペース社にとって最初の資金調達の一部であり、今後、他の投資も予定されています。また、このパートナーシップは、JCBがソフトスペースの経営、技術ポートフォリオ、そして競争の激しいフィンテック業界における実行戦略に自信を持っていることを示すものです。
JCBは全世界で約3,700万社の加盟店と約1億4,000万人のカード会員をサポートする日本最大級の決済システムを保有・運営しています。これらの資産を背景に、JCBは「アジアを代表する決済ブランド」をビジョンに掲げ、アジア、特に東南アジアでの強みを活かし、日本や海外のカード会員に好まれる競争力のあるブランドとして、グローバルに展開しています。
そのため、JCBは東南アジアを戦略的な事業強化地域と位置づけ、昨年6月にシンガポールにASEAN事業強化・創造部を設立し、同地域でのビジネスチャンスを探っています。これを契機に、同地域における更なる戦略的提携や投資を進めていく予定です。
また、ソフトスペースとの戦略的パートナーシップは、両者間のシナジーを発揮することを目的としており、JCBの加盟店ネットワークの拡大、カード発行ソリューションの確立、顧客マーケティングソリューションの提供などが含まれます。
JCBとソフトスペースは、両社とも競争力のある先進的なフィンテック技術を活用し、マレーシアと東南アジアのキャッシュレス決済を加速させ、日本の消費者と東南アジアをつなぐ存在になることを目指しています。 JCBのプレゼンスが高まれば、日本の企業にとってビジネスの機会が広まることは間違いありません。
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